日本におけるモダニズム建築の巨匠・吉村順三は軽井沢の地に多くの作品を残されました。
その中でも、今なお使われ続けている建物が、『ハーモニーハウス』です。
アメリカ人音楽教育家が吉村順三に依頼してつくった『ハーモニーハウス』は、
宣教師だった音楽好きな両親とともに軽井沢の別荘地で暮らし、練習場を兼ねた音楽ホールとして
使われていたそうです。
建築家・吉村順三の作品を実際に、見て触れることによって当時の設計コンセプトを考えるのがとても楽しく勉強になりました。
ステージへの光の入り方、音の伝わり方、窓の向こうに写る緑のピクチャーウィンドウまで、すべてが計算し尽くされた音楽ホール。車椅子の方が利用しやすいバリアフリー設計についても竣工当初から配慮が行われていたそうです。
コメント
コメントを投稿