上越さんぽ

上越市の高田城址公園内にある 「小林古径記念美術館」へ行ってきました。 建築家・吉田五十八の設計で、 何度訪れても癒されるこの空間。 縁側があるだけで、くつろぎや休憩スペースとなり、家族や友人などが気軽にコミュニケーションを取りやすく、集まれる空間になります。そして、そこから四季折々の庭を楽しめる。 近年の生活様式の変化により、家での過ごし方も変わってきたのではないでしょうか? 今風の縁側で充実した暮らしを提案していきたい。
それぞれの場所に、心地よいい場所。ずっといたくなる空間でした。
この写真は、桜が満開の時期に訪れた写真です。見事に風景を取り込んでいるピクチャーウィンドウには、圧巻でした。小林古径邸の隣に建つ「画室」。日本画家 だった古径は、畳敷のこの部屋をアトリエとして、出来上がった絵を壁に掛けて眺めていた。絵を描くことに没入できるように、という建築家の仕掛けが素晴らしい。

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