富岡さんぽ③

富岡駅から歩いて20分くらいでしょうか、いよいよ世界遺産の富岡製糸場へとやって来ました。 道中たくさんの魅力ある建物を見学しながら歩いたので、十分なくらい建築の勉強となりましたが、 この旅の目的である木造トラス構造を見学するため先へと進みました。建物内部に入るとまずはその大きさびっくり! 主要な建物は、木の骨組みに、煉瓦で壁を積み上げて造る「木骨煉瓦造」という西洋の建築方法で建てられたそうで、屋根は日本瓦で葺くなど、日本と西洋の技術を融合させた西洋建物です。建築物の主要資材は石、木、煉瓦、瓦で構成され、鉄枠のガラス窓や観音開きのドアの蝶番などはフランスより輸入されたそうです。中心となる材木の杉は妙義山から切出し、ガラス窓と蝶番以外は、地産地消の材料で作られたそうです。今で言う、SDGsの取組だったんですね! 明治5年(1872年)今から約150年前の建物です。 今後の計画中プロジェクトに向けて、温故知新の精神で頑張って行きたいと思います。

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