富岡さんぽ ①

現在計画中プロジェクトの参考に、世界遺産の有る富岡市に行って来ました。 目的は、富岡製糸場のトラス構造を見学する予定でしたが、目的地にたどり着く前から 建築的に見学するものがたくさんありビックリ!まずは、上州富岡駅です。富岡製糸場が世界遺産暫定リストに載ったことから始まった 駅舎の建て替えと駅前の整備は、世界遺産があるまちの玄関口にふさわしい空間となっていました。
次に訪れたのが、駅の向かいに有る世界遺産センター「セカイト」です。この倉庫は、1901年頃に建てられ繭の保管等に使われた歴史のある倉庫群跡だそうです。 リニューアルされたそうで、古いものを生かしながら現代の生活にあった空間でした。
そして、また向かいには、建築家の隈研吾氏が手がけた富岡市庁舎がありました。 コンセプトは「市民と共に進化する安全安心な100年庁舎」だったそうで、 このプロセスは全国的に見ても珍しいくらい市民に開かれ市民の意見を聞いて公共建築物が出来上がったようです。
路地のように駅とまちが繋がれていて、導かれるように奥に行きたくなるような空間でした。
ここまで来て午前中が過ぎてしまい、ひとまず子供達と芝生の広場でお昼休憩しました。 一番の目的地で有る富岡製糸場は、午後の見学となりました。

コメント